【コールデコット賞受賞作品】ロバート・マックロスキー家族のひと夏の絵本「すばらしいとき」/わたなべしげお・訳

【コールデコット賞受賞作品】ロバート・マックロスキー家族のひと夏の絵本「すばらしいとき」/わたなべしげお・訳
すばらしいとき
ロバート・マックロスキー/文・絵 わたなべしげお/訳 福音館書店


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絵本制作当時、マックロスキー家は、アメリカ・メイン州の
ペノブスコット湾の美しい入り江に浮かぶ小島で夏を過ごし
冬は南のバージン諸島で暮らしていたそうです。

この絵本は、島で過ごしたひと夏の様子を描いた作品。
島の美しく豊かな自然と、その中にとけこむように過ごす姉妹の姿を
マックロスキーが、「おまえたち」という二人称の語りかけで
描いています。

子どもは遊びの天才と言いますが、姉妹たちも自然を相手に
のびのびと遊びます。
姉妹は仲良く、いつも明るく前向きです。
かけがえのない豊かな自然と、子どもたちの健やかな日常と成長が
壮大なスケールで綴られています。

「かもさんおとおり」につづく2度めのコールデコット賞受賞作品です。

まるで映像さながらに、ある場面は引きで、ある場面は寄せで
空から見下ろしているような場面も!
1957年制作なので、どことなくなつかしさも感じる
あたたかな絵です。