舟崎克彦＆橋本淳子の愉快痛快！歌舞伎絵本　★1994年初版本・絶版★

「花ふぶき江戸のあだうち」

舟崎克彦／文　橋本淳子／絵　文溪堂【絶版】

1994年に出版された希少絵本です。(初版本・絶版)

世にもめずらしい「カブキ絵本」のはじまりはじまり。
演者は動物ご一行。

演目は、花も盛りの江戸、上野の山を舞台にくりひろげらる
あだうちのおはなし。
主役を演じますのは、犬丸左近(いぬまるさこん)と
夜猫又衛門(よるねこまたえもん)

すず女の親の仇を成敗する助っ人をかってでた犬丸左近。
そこへ仇の夜猫又衛門があらわれいでた。
「かんねんせい」とふりおろした刀。
ところが、これにはわけがあり・・・

趣向をこらした絵を描いているのは、たくさんの大胆で斬新な絵を
描いて楽しませてくださった、故・橋本淳子さん。
台詞調の軽妙な文は、「赤い鳥文学賞」や「路傍の石文学賞」など受賞
人気児童文学作家の舟崎克彦さん。
あでやかで、迫力のある歌舞伎を見事に表現しています。