【せなけいこ・おばけえほん】たのしいおはけ絵本👻「どうぐのおばけ」

どうぐのおばけ せなけいこ・おばけえほん
せなけいこ／作　童心社

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道具は100年経つと精霊がやどり、付喪神(つくもがみ)になるという言い伝えがあります。
人をたぶらかす妖怪になるため、100年になる前に道具は捨てられたという話が
古いお伽草子にあるそうです。

おばあさんは古いものが好きで、近所の人が古い道具はつくもがみになるので
捨てなさいと言っても大切に使っています。

すると、ある晩のこと・・・

どうぐのおばけたち、顔は怖いのですが、人をたぶらかすどころか
とてもやさしい妖怪さん👻たちなのです。
きっと、大切にしてくれたおばあさんに恩返しがしたかったのでしょうね。

どうぐたちは、つくもがみにはならず、家の守り神になったのです。
物を大切にしたら、きっといいことがあるのですね。