【人気再入荷絵本】幸せの黄色い絵本「はなをくんくん」ルース・クラウス/マーク・シーモント
はなをくんくん
ルース・クラウス/文 マーク・シーモント/絵 きじまはじめ/訳 福音館書店
アメリカで1949年に制作された絵本。
日本語での出版は、1967年です。
現在も読み継がれているロングセラー絵本ですね。
作者は、ルース・クラウスさん
夫のクロケット・ジョンソンさんも絵本作家で
「ぼくのにんじん」(ペンギン社)では、
クロケット・ジョンソンさんが絵をてがけ、ご夫婦の共著です。
本書の絵は、マーク・シーモントさん。
「木はいいなあ」(原題「Tree Is Nice」)
(ジャニス・メイ・ユードリー作・偕成社)で
1957年にコールデコット賞を受賞しています。
マージョリー・ワインマン・シャーマットの
「めいたんていネート」シリーズ(大日本図書)の
挿絵も手がけています。(現在は新装版「ぼくはめいたんてい」)
本書の原題は「The Happy Day」
雪が積もった寒い冬、冬眠している動物たち。
まだ雪は降っているけれど、はなをくんくんしながら起きだした
動物たちのわくわくする日を描いています。
はじめはしずかに、やがて静から動へ。
ゆっくり目をさまし動き出す動物たち。
やがて、動きは、はやくなり、大勢になってどんどんどんどん
動物たちの向かった先は・・・
白黒の濃淡で描かれたやわらかな絵のなかに
一箇所だけ、明るくてあたたかな黄色が目にとびこんできます。
黄色は「幸せの象徴」と言われる色、明日への希望の色です。
みつけた動物たちも、笑ったり踊ったり、大喜び!
幸せの黄色を、動物たちと一緒にみつけてください。