■□白と黒が織りなす切り絵の世界□■「ぼくのさがしもの」たけうちちひろ／切り絵の絵本

ぼくのさがしもの
たけうちちひろ／作　出版ワークス

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黒一色なのに、あたたかみを感じるのは、切り絵だからでしょうか。
たけうちちひろさんの、こまやかで楽しい切り絵を楽しめる
「切り絵の絵本」です。

ロボットくんが、片方の腕をなくしてしまいました。
ロボットくんと一緒に腕をさがしながら、ロボットの世界を探検！

水族館や、遊園地、図書館、大きな工場などなど・・・
人間の世界とはちょっと違う、とってもユニークなところです。

どこにも腕はなくて、とうとう夜になり家へ帰りついたロボットくんは
「フォークもわるくない」と前向きです。

腕はどこへ？　最終ページに描かれた答えはブラックジョーク的かも。

「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選作品。