【絶版・1976年普及版こどものとも】「ねずみおことわり」小野かおる 「絵本のたのしみ」付き(林明子と安野光雅のエッセイ)

【絶版・1976年普及版こどものとも】「ねずみおことわり」小野かおる  「絵本のたのしみ」付き(林明子と安野光雅のエッセイ)
ねずみおことわり 普及版こどものとも(1976年9月号)
中谷幸子/案 小野かおる/作・絵 福音館書店


本の状態など詳しい商品説明は→→こちら


すみれ団地の中にこどもプールがあります。
ある日、団地のねずみたちが、あまりに暑いので、涼しいところはないかと
こどもプールへやってきました。
ねずみたちは泳いでみたくなりました。

切符売り場のお兄さんのところへいくと「どろんこはだめ」と怖い顔。
ねずみたちは、体をきれいにして、またプールへやってきました。
今度は切符がないことに気がつきました。
   
ねずみたちは宝物のビー玉を持っていくことにしました。
ところが、はだかんぼうはだめとまた断られてしまいました。
ねずみたちは、一晩中一生懸命働いて、かわいいパンツを作りました。
翌朝早く、今度こそ!

小野かおるさんは、表現力豊かな絵で、巖谷小波文芸賞など
数々の賞を、受賞されています。。
また、東京造形大学名誉教授としてもご活躍でしたが
昨年(2020年10月)、90歳でお亡くなりになられたそうです。

「ねずみおことわり」の初出は、「こどものとも114号/1965年9月号」
本書は、1976年に発行された「普及版こどものとも」(月刊絵本・
ペーパーバック)で、付録の「絵本のたのしみ」もついています。

「絵本のたのしみ」の内容は・・・

林明子さんのエッセイ(カット付き)「絵本雑感18 切実な問題」
安野光雅さんの連載(題字・カット付き)
「ヨーロッパで思ったこと3 森は生きておる(2)」
(東京こども図書館職員)須藤早苗さんの絵本の手引き
「なかなか子どもの目にはつきにくいけれど、たとえば「しずかなおはなし」を
読んでやりましょう。」などが、載っています。