★人気♪★福音館書店「かがくのとも」特製版&傑作集



福音館書店「かがくのとも」特製版と傑作集。いずれもハードカバー版です!
特製版は、現在は発売されていませんので、入手困難です。


「あいず かがくのとも特製版」 大沼鉄郎/文 沼野正子/絵 福音館書店

初出は、「かがくのとも1981年5月号」、本書は2010年特製版です。(現在版元品切れ)

「合図」とは、取り決めた方法で、ある事柄を知らせることやその方法。
この絵本では、身近な生活の中の合図の意味や方法を、吹き出しを使ったマンガ風な
絵で、わかりやすく楽しく描いています。

自転車のベル、信号機、呼び鈴、目覚まし時計のアラーム、灯台の光などなど
たくさんの合図が出てきます。
手をふることも合図ですね。
身近な合図を知ることで、ルールある社会にふれることができます。


おてんきかんさつえほん あしたのてんきははれ?くもり?あめ? かがくのとも傑作集
野坂勇作/作 根本順吉/監修 福音館書店


初出は、「かがくのとも1993年4月号」、本書は2006年版「かがくのとも傑作集」です。
(現在も重版)

気象研究家、根本順吉先生監修で、巻末にこの絵本のテーマ「観天望気」について
解説しています。
「観天望気」とは、自然と語り合い、雲や風の向き、動物の様子などを観察して
明日の天気を知ることだそうです。

一般的によく知られている、「夕焼けは晴れ」「お日さまがかさをかぶるとくもり」
などといったことから、
「星がまたたくとかぜ」とか「わた雲のはらがそろうとはれ」などといった
ちょっと不思議な現象も、なるほど!っと思えるように書かれていて
早速観察してみたくなります。

野坂勇作氏の空や雲の絵が、とても臨場感があります。


じゅんばん かがくのとも特製版 安野光雅/作 福音館書店

初出は、「かがくのとも1973年12月号」、本書は2010年特製版です。(現在版元品切れ)

トランプの数字問題からはじまって、だんだんと「順番」についてのむずかしい問題に
チャレンジしていく絵本です。
ある順序のなかで、それが占める位置のことを「順番」というそうです。
なので、問題にそって位置をみつけたり、順序(定まった並び方や系列)について考えます。

安野光雅さんの「はじめてであうすうがくの絵本」です。
本書はその中から「じゅんばん」だけ、一冊の絵本になっています。