【ドイツ語絵本】チェコの人気キャラクター、ズデネック・ミレルの「もぐらのクルテク」シリーズ「Der Maulwurf in der Stadt」

【ドイツ語絵本】チェコの人気キャラクター、ズデネック・ミレルの「もぐらのクルテク」シリーズ「Der Maulwurf in der Stadt」
Der Maulwurf in der Stadt
Zdeněk Miler(ズデネック・ミレル)/絵
J.A.Novotny(J.A.ノヴォトニー)/文
LeiV-Buchhandels-und Verlagsanstalt GmbH


本の状態など詳しい商品説明は→→こちら

チェコの人気キャラクター、ズデネック・ミレルの「もぐらのクルテク」シリーズ、ドイツ語版です。

日本語の絵本では、「もぐらくん」シリーズとして親しまれています。
福音館書店から「もぐらとずぼん」「もぐらとじとうしゃ」
偕成社から「もぐらくんとパラソル」「もぐらくんとみどりのほし」などが出ています。

本書の日本語タイトルは、「まちにいってしまったもぐらくんたち」
チェコ語のタイトルは「KRTEK VE MESTE 」です。
クルテクと、うさぎと、はりねずみの3びきのおはなしです。

ある日、クルテクたちの住む森に工事の車がたくさん押し寄せて
森の木をすべて伐採し、森は破壊されてしまいます。

クルテクたちは切り株のうえに立ったまま、涙を流しました。
まわりでは、あれよあれよという間に、ビルなどが建ち都市開発がすすみます。

住むところもなくなったクルテクたちは、人間に助けられ
切り株ごとクレーンショベルで吊り上げられ
車の屋根に乗せられて、町に連れてこられました。

森そっくりの装飾物で飾られた部屋が用意され
ごちそうもどっさりもらって、大喜びのクルテクたちでしたが・・・

愛らしくユーモラスな描写のなかに、風刺のきいた作品です。

ズデネック・ミレルは、この作品を29分のアニメとして制作しています。
クルテクのアニメの中では、上映時間が長く、ミレルの気持ちがこもった
作品ですね。

本書には、レアなアイテムとして、「もぐらのクルテク」シリーズの
既刊絵本を紹介する出版社のチラシ(ハガキサイズ大・1枚)が入っています。
もちろん、チラシもドイツ語です!