よい絵本を探そうvol-167 母娘の絵本「こぎつねせかいのはてにゆく」

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         よい絵本を探そう 絵本入門講1
       大人的こどもの本の書評--「えほんのみかた」

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   こんにちは。いつもご愛読ありがとうございます!

   ステイホーム期間中、みなさまどう過ごされていましたか?
   いつもより家族の時間が多くなりましたか?

   さて本日は、母と娘のおはなしをご紹介します。

   家族の中でも、母と娘って特別な存在ですよね。
   時にはよき理解者であり、時にはライバルでもあり
   母から教わるだけでなく、娘から教わることも。

   きつね母娘のほのぼのとした会話の中にも
   いろいろな思いが感じられる、素敵なおはなしです。   

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   こぎつねせかいのはてにいく


   おおきなペットたち
   

   アン・トムパート/文
   ジョン・ウォルナー/絵
   あしのあき/訳
   ほるぷ出版
   対象年齢 : 4歳ぐらいから100歳以上まで

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   いつも家の近くで遊んでいるこぎつね。
   ちょっと遠くへ行くと母さんぎつねは心配して声をかけます。
   こぎつねはだんだんとつまらなくなってきました。

   そこで、こぎつねのためにコートを縫っている母さんぎつねに
   「せかいのはてまで行ってくるわ」と言って
   せかいのはてまで行く空想の冒険ばなしをはじめました。

   母さんぎつねは、コートを作りながら、こぎつねの話を
   真剣になって聞き、こわがったり、さむがったり・・・
   素敵な反応をしてくれます。

   母さんぎつねでなくても、こぎつねの話はとても面白くて
   次はどうなるの?とわくわくします。

   コートが出来上がる頃、こぎつねの話も最後に近づいてきました。

   母さんぎつねは言います。
   「やっとせかいのはてね。でも、かあさんはおまえがいないと
   さびしいな」

   こぎつねは言います。
   「わたしも母さんがいないとさびしいな」

   こぎつねの話は、おうちにまっすぐ帰るというところで終わります。

   母さんぎつねは、最後に「ご馳走を作って待っていましょうね。」と。

   居心地のいい、あたたかな帰る場所があるから
   こぎつねは、これから大きくなって、母さんから離れる時がきても
   勇気を出して本物の冒険に出ることができるのでしょうね。

   母さんぎつねは、これからもずっと、まるで自分が冒険したかのように
   胸をおどらせ、こぎつねの話を聞くことでしょう。
   言葉にならない一抹の寂しさと妬ましさを感じながら。

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   ■「こぎつねせかいのはてにゆく」
    本書は、1979年にほるぷ出版より刊行された初版本です!
    (現在は童話館出版より訳者が変わった版が出ています。
    ほるぷ版は【絶版】です。)
    ただいま、ほるぷ版初版本をお買い求めいただけます。 
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   今回も、すてきな絵本に出会えていただけましたでしょうか。

   また読んでいただけましたら嬉しいです(*^▽^*)/

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