平山英三の写実的な美しさの絵と神沢利子のやさしい語り 春を待つ子熊たちのものがたり
「ぽとんぽとんはなんのおと ものがたりえほん36」
神沢利子/作 平山英三/絵 福音館書店
雪がたくさん降り積もりました。
冬ごもりのあなのなか、くまの母さんが、ふたごのぼうやを生みました。
ある日、ぼうやは聞きました。「かーん、かーんってなんのおと?」
それからも、「ほっほー、ほっほーってなんのおと?」
「どうしてしーんとしずかなの?」「つっぴぃ、つっぴぃってなんのおと?」「どどっー、どどっーってなんのおと?」と、あなのなかしか知らない
こぐまたちは尋ねます。
そしていよいよ、「ぽとん、ぽとん」という音が聞こえ始めました。
明るい春の外の世界へとはじめて歩き出すこぐまたち。
写実的な美しさと淡くやさしい絵が心に染みます。
神沢利子/作 平山英三/絵 福音館書店
雪がたくさん降り積もりました。
冬ごもりのあなのなか、くまの母さんが、ふたごのぼうやを生みました。
ある日、ぼうやは聞きました。「かーん、かーんってなんのおと?」
それからも、「ほっほー、ほっほーってなんのおと?」
「どうしてしーんとしずかなの?」「つっぴぃ、つっぴぃってなんのおと?」「どどっー、どどっーってなんのおと?」と、あなのなかしか知らない
こぐまたちは尋ねます。
そしていよいよ、「ぽとん、ぽとん」という音が聞こえ始めました。
明るい春の外の世界へとはじめて歩き出すこぐまたち。
写実的な美しさと淡くやさしい絵が心に染みます。